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成績UPの鉄則

先取り学習の弊害

皆さん、こんにちは。塾長の小関です。

周りのお子さんが小学生なのに中学生の勉強をしていたり、
ずっと先の学年の内容を学んでいる話を聞くと焦りますよね?

先取り学習は、正しく取り組めればとても効果的ではあるのですが、
残念ながら多くの場合が、正しい形での先取りではなく、
「ただ先に進んでいるだけ」の勉強になってしまっています。

そんな先取りになってしまうと、実は学習として効果が薄いどころか、
むしろ子供の成長にマイナスになってしまうことがたくさんあります。

今回は『先取り学習の弊害』についてお伝えしていきます。



1. 基礎理解の欠如

先取り学習は、表面的な知識の習得に焦点を当てることが多く、
子供が本質的な理解を深める機会を奪うことがあります。

学年が上がれば上がるほど、本質的な理解までに時間がかかりますが、
多くの先取り学習は答えを出すことを優先しています。

計算の答えだけを覚えてしまうと、なぜその計算が成り立つのかを理解する機会が失われます。
将来的に応用問題に直面した際、基礎ができていないために解けなくなる可能性があります。
 

2. 学習意欲の低下

理解が不十分なまま進むと、学習内容が次第に難しく感じられ、
学ぶこと自体に対する興味や自信が低下する可能性があります。

「答えは当たっているけど中身は分からない」という状況は、
結果として将来的に授業についていけなくなり、
学習へのモチベーションが低下することで、結果的に成績が下がるリスクを持っています。
 

3. 批判的思考力の欠如

深い理解を伴わない学習は、問題を自分で考え、解決する能力を育む機会を減少させます。
これにより、批判的思考力や問題解決能力が十分に養われません。
定型的な問題に対しては答えられるが、少しでも応用が必要な問題に対しては対応できない、という状況に陥ります。
 

4. ストレスとプレッシャー

答えを覚えることに焦点が当たると、間違いを恐れて学習がストレスフルになることがあります。
これが長期的な学習習慣に悪影響を及ぼす可能性があります。
テストで高得点を取るために答えを覚えることが重視されると、
試験に対する過剰なプレッシャーを感じ、学習に対するポジティブな態度が損なわれることがあります。
 

5. 学習の楽しさを損なう

一番大切な、学びの過程で得られる「わかった!」という達成感や楽しさが失われ、
学習が単なる作業になってしまいます。
授業や家庭学習で新しいことを発見する喜びがなくなると、
子供は学びそのものに対する興味を失ってしまうことがあります。




当塾でも先取り学習をさせる場合がありますが、それは深い理解が身についていることが確認できた場合のみです。
例えば、小学5年生が6年生の先取りをする場合は、

 小5標準レべル問題 ⇒ 小5発展・応用レベル問題

と更にハイレベルな問題にも取り組んでもらい、それをクリアした子だけが小6の先取りに進むことができます。

きちんとした深い思考が、その子の学力を根本から伸ばします。
「本当はよくわかっていないけど、表面的な理解しかしていないけど正解する」は、本当にその子の可能性を潰してしまう危険な学習です。

ぜひ、定期的にお子様の学習が今どうなっているのかを見直していきましょう!


「わかる」と「できる」は全然違う!!

「わかる」と「できる」の違いについて

皆さん、こんにちは!塾長の小関です。

皆さん、お子様の勉強をサポートする際に、「わかる」と「できる」の違いを意識されていますか?この二つの概念は似ているようで実は大きく異なり、理解しておくとお子様の学習のサポートに役立ちます。

「わかる」とは?

「わかる」は、知識を頭の中で理解することです。例えば、算数の授業で「掛け算の仕組み」を先生から教えてもらったとき、「ああ、そういうことか!」と理解する瞬間が「わかる」状態です。お子様が授業で新しいことを学び、説明を聞いて「なるほど」と思うとき、それは「わかる」です。

「できる」とは?

一方、「できる」は、理解したことを実際に使ってみて、正しく行えることを意味します。先ほどの例で言えば、掛け算の仕組みを理解した上で、問題集やテストで実際に掛け算の問題を解けるようになることが「できる」状態です。つまり、「わかる」だけではなく、「練習を通じて何度も繰り返し、確実にできるようになる」ことが必要です。

具体例での説明

例えば、自転車の乗り方を例に考えてみましょう。自転車の乗り方を説明されて、「ああ、そうやってバランスを取るのか」と理解することが「わかる」です。でも、実際に自転車に乗ってみて、転ばずに上手に乗れるようになるには何度も練習が必要ですよね。それが「できる」です。

どうサポートするか?

お子様が「わかる」ことを確認したら、それを「できる」ようにするためのサポートが重要です。家庭での復習や、問題集の繰り返し練習を通じて、お子様が理解した内容を確実に使いこなせるようにしましょう。

このように「わかる」と「できる」の違いを理解し、両方をサポートすることで、お子様の学習はより効果的になるでしょう。ぜひ、ご家庭でも実践してみてください。


中総体、お疲れ様でした!

塾長の小関です。
 

 
この3日間、中総体の応援に伺わせていただいたのですが、
 
皆さん本当にすごいですね!!
 
一生懸命、この日のために頑張ってきたというのがめちゃくちゃ伝わりました。
 

 
中総体とか部活っていうのは受験と重なるところ多いと思います。
 
どの競技も、勝ち負けがそれまでの努力量とか、頑張りとかではなく、
 
当日のその瞬間、その一瞬で出した数値だけで評価されてしまう、厳しい世界だなと改めて感じさせてもらいました。
 

 
その一方でこんなことも考えさせられました。
 

 
今の世の中、コスパよく生きるとか、無駄なことはしない、必要でない努力はしないと言う、そんな雰囲気があると思うんです。
 

 
でも、やはりこの3日間、皆さんの姿を見させていただき、
 
やはりコスパとか、楽して結果を出すとか、そんなものでは計れないエネルギーがスポーツにはあるんだなと感じました。
 

 
よくスポーツの世界では「結果がすべて」なんていう言葉がありますが、
 
そもそも結果って何なんでしょう。
 

 
外からの評価としては「県大会出場」とか「記録は~」とか、
 
そういった外から見てわかる結果が分かりやすんですけども、
 
それとは別に自分にしかわからない結果ってあると思うんです。
 

 
決勝には残れなかったけど、敗退しちゃったけど、
 
取り組んできて、頑張っても頑張っても苦しくて結果に繋がらなくて、
 
そして最後の最後に自分だけが分かる壁を乗り越えることができた。
 

 
私はこれも結果だと思います。
 

 
他の人から見たらタイムが何分何秒なったとか、勝ち負けとか、
 
そういうとこしか結果として見られないんですけど、
 
自分にしかわからない結果。
 
ぜひ大切にして欲しいなと言うことを改めて思いました。
 

 
もちろん県大会やそれぞれの目標に向けて努力してきたと思いますので、
 
みんな一生懸命やって嬉しい思いもしたでしょうし、悔しいもしたんだろうなぁとは思います。
 

 
納得いく結果を残せた皆さんも、悔しい結果になってしまった皆さんも、
 
ぜひ自分だけが分かる、自分にしか分からない結果に〇をつけてあげて欲しいなと思います。
 

 
そして今回の結果は、長い目で見れば過程にすぎません。
 
今回の結果がまた次のステップへの過程となるわけです。
 

 
今回の結果を次にどう生かすか。
 
それを考えることで自分の取り組んできたことの価値っていうのが、よくわかるんじゃないかなと思います。
納得した数字、納得しない数字、それぞれあると思うんですが、
ぜひ次の成長へのステップにしてほしいと思います。
 

 
最後になりましたが、県大会に出場する皆さん!進出おめでとうございます!!
 
文武両道、しっかりと実現していますね!
 

 
東北大会・全国大会と勝ち進むと「受験勉強が出遅れちゃうかも」なんて心配は一切不要です!!
 
今の中3の受験生はすでに受験対策は水面下でコツコツと進められていますので、受験は確実に間に合います!
 
安心して次のステージに進んで欲しいと思います。


英語の中1ギャップ

みなさん、こんにちは!小関です。

先日、塾のYouTubeでも似たような内容を更新したのですが、
新聞にも載っていたようです。

悩める英語の中1ギャップ

今、中学英語が本当に難しくなっていて、
小学校のあいだに英語をしっかりと対策していかなければ本当に厳しい時代になってしまいました。

また、これは本当に気を付けて欲しいのが、
英語を習っているからと言って、
中学英語・受験英語で点が取れるわけではない、ということです。

英語は本当にいろんな切り口の学習があって、
英会話なのか、コミュニケーションなのか、英検なのか。
いろんな方向性があります。

特に気を付けて欲しいのが英検ですかねー。
英検を持っていれば中学の学習は安心、なんていうことはなく、
正直なところ別モノです。

英検3級を持っている子が、高校入試の英語の問題で何点取れるか、というと…
何の対策もしなければ平均点も取れないと思います。

それは英検に意味がない、ということではなく、
英語に対する切り口が違う、ということです。

とっても大雑把なイメージですが、こんな感じです。



言いたいこと伝わっているでしょうか?
英検と受験英語は求められる力が違うんです。

詳しくは、改めて動画をUPする予定です!

英語学習の現状

みなさん、こんにちは。塾長の小関です。
今回は「今の英語学習事情」をお伝えします。
 
まず、簡単に今日の内容をまとめると、
「中学、高校の英語、めっちゃむずかしくなってますよ!!!」
「もしかしたら想像以上にしんどい状況かもしれないですよ!」
ということをお伝えできればと思います。
 
「英語って実際に始まるのは中1でしょ?中1から頑張り始めればいいんじゃない?」
というお考え、大変失礼ながら言わせていただくと、ちょっと、いえ、かなり甘いです!!!
 
今の英語の学習環境がどうなっているのかをしっかりとお伝えしたいと思います。
 
英語は今、小学校3年生から始まりはしますが、最初の2年間は『英語に親しむのが目的』という感じです。
そして5年生から国語や算数と同じ『科目』として英語を学びます。
 
が、実際のところ、子どもたちは英語をどこまで学んでいるんでしょう?
 
そのあたりは小学校の担任の先生、教頭先生、校長先生の考え方次第になっているのかな、と思います。
一般的に、小学校では文法などは教えないため、
フレーズとして聞いたことがある、何となくいえる、
という学習が主になっていると思います。
 
ですので、5年生から科目化していますが、
実際のところ「引き続き、英語を楽しむ、親しむ」がメインになっているかな、というのが私の認識です。
 
念のためお伝えしておきますが、
まずは学校や先生によってそのあたりの考え方は異なるということ、
そして、私としては小学校で英語の楽しさや親しさを教えてくれることはとても
子どもたちにとって有意義なことですので、今の小学校の英語教育の在り方はとても良い環境だと思っています。

「そうそう!子どもたちが楽しんでいるんだったらいいんじゃない?」とも思うのですが、
でもですね、今の英語教育の問題点はここからです。
 
では中学の英語はどうなっているんでしょう?
 
今、中学校の英語のカリキュラムは、
「あなたたち、小学校で2年間、英語学んできましたよね?それを踏まえて授業をスタートしますね!」
という立ち位置です。

これは、学校の先生がそう言う考え、なのではなく、
教科書の内容がもうすでにそうなってしまっています。
 
以前でしたら、中1の1年かけてじっくり学んでいた内容が
今、そんなの中1の前半でほとんど確認を終えてしまいます。
 
中1の最初の英語のテストは、
アルファベットがかけて、教科書の英単語がちょろっと書けて、
Good morning と Thank youがかければ100点をとれる、というのはもう完全に昔話で、
今の中1英語は随分と難しくなりました。
 
え?じゃあ中1でそのレベルって中2中3は?
私の率直な感想は「うわ!!ムズ!」です。
中3の教科書は、後半の方なんてもはや高校生の内容と遜色ないくらいハイレベルです。
仮定法、現在完了進行形、
ちょっと前まで高校生が学んでいた文法を中学3年生が学ぶようになっています。
 
ちなみに英単語ベースで言うと、
中学生は1200語程度だったのが今、1600~1800語増えています。
約1.5倍、ハードになっているんですね。
学ぶペースも、1.5倍速、とまではいきませんが、学ぶ量が増えている分、
随分と進みが早く、そして内容も難しくなっています。
 
「いや、そもそもそんなに小学校の授業ってハードになってるの?ウチの子、そんなに大変そうにはしてないけど…」

それが今の最大の落とし穴だと思っています。
授業はハードにはなっていない学校がほとんどです。
しかし、教科書上は間違いなく難しくなってしまっています。
そして中学に入ったときに、そのギャップに直面してしまうのです。

だから、最初でついていけなくなってしまうと、追いつくのがとにかく大変です!
ついていけないなら復習をしなければいけない、でも学校はどんどんどんどん新しい内容へと進みます。
しかも、私たち親世代のときよりずっと早いペースで!
 
ここから頑張る!が不可能とは言いませんが、部活もありますし、友達とも遊びたい年頃。
それに、今回はお伝えしませんが、実は理科や数学も随分と内容が分厚くなっていますので、
そちらの勉強も決して楽な状況ではないんです。
 
 
なので、一度遅れをとってしまうと、挽回できないわけではないですが、
何かしら楽しみを我慢して復習していかないといけないかもしれないですね…
 
つまり、何が問題かというと、小学校の英語教育と中学校の英語教育のギャップが、
ものすごく大きくなってしまっているんですよね!

小学英語が大切にしているもの、中学英語が大切にしているものの、
それぞれ目的があるのですが、
それらがうまく連携できていない現状が問題だと思っています。
 
その結果、以前は英語は中学になってから、が一般的でしたが、
もうそうは言えない状況になってしまっています。
 
 
えー!じゃあ高校生の英語はどうなってるの!?
高校生の英語で気を付けるべきことは2つあります。

まず1つめ。難易度について。
難易度も上がっていますが、何より読む量がものすごく増えました!
例えば全員が受ける共通テスト。
以前に比べて、重箱の隅をつつくような細かな文法問題は減りましたが、
読む量がものすごく増えました。
 
自分で言うのもなんですが、私、結構英語は得意で読むのは早い方だと思いますが、
それでもほとんど時間残らなかったです。
特に2024年の共通テスト英語は難易度も更に高く、
「これ、受験生の20%くらいしか対応できてないんじゃない?」っていう印象です。

もう一つが、リスニングについて。
共通テストのリスニングですが、ホント難しいですよー!
すべてではないですが、1回しか読まれない問題もあります。
「リスニングって2回読んでくれるもんじゃないの!?」と思うかもしれませんが、
もうどんどん時代は変わっています。
留学して、海外の大学で講義を聞くことを想定してるんでしょうねー。
 
というわけで、今の中学生、高校生を取り巻く英語学習の環境、
ご理解いただけたでしょうか?
中学校に入ってから英語頑張ります、は、
私の感覚でいうと厳しいですが、8割がついていけないと思います。
 
繰り返しますが、もちろん挽回は可能です。
ただ、理科や数学も学ぶ量が増えており、その上部活動も頑張りたい!というのであれば
相当な覚悟が必要になってしまうかな、と思います。
 
ですので、ぜひ皆さんには、できれば小学4年生、
どんなに遅くても6年生くらいには英語を本格的にスタートして欲しいと思っています。
逆にあまりに早すぎると、今度は思考力の面での心配が出てきますので、
4年生くらいがちょうどよいんじゃないかな、と思っています。
 
じゃあ何を始めればいいの?
ってなるんですが、ここもまた問題なんです。
小学生向けの英語教育って、スクールごとに目的が若干異なります。
 
英会話なのか、英検取得なのか、英文法を教えるのか、コミュニケーションなのか。
一口に英語と言ってもいろんな目的、いろんなアプローチがあります。
 
ちょっと注意して欲しいのは、もうはっきり言ってしまいますが、
『英検に受かったからと言って、中学の英語のテストで好成績が取れるわけではない!」ということも覚えておいてください。
英検は記述をほとんど問わないため、英検5級、4級、3級くらいまでは、
あまり英語の文法を深く問われず、それよりも表現をたくさん覚えていくことで取得することができてしまいます。
 
ですので小学生で英検3級を持っているけど学校のテストは取れない、というのは、
実は塾業界ではあるある過ぎて話題にものぼりません。
 
というと、英検って無駄?って思うかもしれませんが、そんなことは無いんですよ!
英検を通して身につく力と、中学のテストや高校入試で問われる力が、
完全に一致しているわけではない、というだけです。
 
英検取得は、子供たちにとって、目標にもしやすいですし、
自信になりますからね!ぜひ挑戦して欲しいことの1つだと思っています。
話を戻しますが、英語の学び方、いろんなアプローチがあります。
ですので、目的に合わせた英語の学び方をして欲しいと思います。
 
ここで宣伝になってしまうのですが、
当塾ではE学というオンラインでの英語学習カリキュラムがあります。
 
これ、ほぼすべて僕が作りました!
超大変でしたが、内容はとても良いものになっていると思います。
ご自宅で、英文法、英語表現、文章読解を深く学べる内容になっています。

毎週の宿題に関しても、当塾の専任の講師が一人ひとりに丁寧に解説をしています。 
興味のある方はぜひ、4週間の無料体験をお試しください!
 
というわけで今日の内容をまとめます。
 
まず何より、英語は今、ものすごく難しくなっています。
 
そのため、小学4年生を目処に本格的に英語学習をスタートして欲しいです。
中学に入ってから頑張る、は8割がついていけないと思います。
 
ぜひとも、目標に合わせた学習を4年生くらいになったらスタートさせて欲しいなと思います。

成績を伸ばしたいなら...

[今日の記事は中高生向けです]
皆さん、こんにちは!塾長の小関です。

今回のテーマ。
成績を確実に、そしてできる限り負担を減らして伸ばしていきたいなら、

僕の中で答えは決まっています。
一番大切にすべきことは「丸付け」です。
成績が伸び悩む子の1000%が丸付けが雑。
丸付けにどれだけ命を懸けて取り組めるかが、成績UP一番のミッションだと思ってください。

特に気を付けて欲しいのが「丸付けを頑張れている」の勉強をしている方。

見つけるのは僕からしたら超簡単です。
なぜならみんな、同じことを言うからです。
それは「解説読んだら分かりました!」

もちろん、解説を読んでわかることもあるでしょう。
でもすべての問題を解説を読むだけで理解できるのであれば、学年トップは間違いないと思います。
解説を読むことですべてを理解できるのであれば、テストの前に解説をすべて読んで100点をとれるはずですからね!
でも実際はそれができる人なんて存在しないわけで…いやするかもしれないけど、そしたら多分ニュースに出るレベルの天才児です。

やはり、というか当然のことながら学年上位を取る人こそしっかり質問をしてくれます。

同じ問題を解かせて、どうだった?と聞くと、
90点、100点を取る子は「これとこれが分からなくて」と必ず質問が出てきます。
たとえ100点でも質問が出るんです。
一方、平均点くらいの子に聞くと「大丈夫です」

そんなわけはありませんね!

でも実際にはこれが起きてしまっています。

では質問が出てこない子はやる気がないんでしょうか?それとも性格の問題?
違うんです。
やる気の問題でも、その子の気持ちの問題でもありません。

自分が掴めていること、掴めていないことを分別することができる力を『メタ認知』と言います。
このメタ認知の力を、今までちゃんと育んできたかどうか、がとても重要。
質問ができるということは、メタ認知をしっかりと育んできた証拠だと思います

ではメタ認知、どうやったら伸ばすことができるのか。

それは
●作業問題ができるだけで満足しない
●ちょうどよい問題を解く
だと思います。

作業問題は、計算練習がイメージしやすいかも。
計算方法さえ分かってしまえば、頭を使わずに答えが出せてしまう問題です。
例えば、4839÷13という計算をするときに、
いちいち「4893個のキャンディーを13人に分けるって意味だから」なんて問題をイメージする人は少ないと思います。
※ちなみについイメージしちゃうんですけど!っていう人はメタ認知の力が長けている人だと思います。

これが学習のメインになってしまうと、メタ認知が身に付きません。
作業としては速くなりますが、学年が上がったり、中学・高校に進んでいくうち年々苦しくなると思います。
社会などでも、なんでも「丸暗記」で戦おうとすると苦労しますからね。

ですので、やはり2つ目のポイントの、
『丁度よい問題を解く』というのが重要だと思います。
要は『考えて解く』ということを習慣にすることですね!

頭を使って解く問題をやらせようとすると「イライラし始めるんです」っていう話もありますが、
それはやはり問題がちょうどよくない結果かと思います。

解けた瞬間の「頭を使うって気持ちいい!!」をたくさん経験させることがメタ認知を伸ばすポイントだと考えています。


最近の高校入試について

久しぶりの投稿になってしまいました。せんだい学習塾の小関です。
YouTubeの方ではできるだけ情報発信していたのですが、
ブログの方でも頑張ろうと思います。

さて、最近の高校入試について。

すごく率直な感想を言うと難しくなったなぁ~!!です。

模試の過去問を解かせていても、ほんの数年前の過去問を解かせると、
みんな+20点くらい簡単に取ってしまうんです。
それも半分くらいの時間で。
そして「先生、これなんか簡単じゃないですか?」と。

そんなに昔の過去問ではないです。
今の塾生のお兄さん・お姉さんが受けたくらいの過去問です。

平均点はそこまで変わりません。
でも問題の難度は確実に難しくなっています。

難しくなっているのに平均点は変わらないということは、
それだけ教育のレベルが上がってしまったんだろうな、と思います。

数年前の「普通」のレベルと、今の「普通」のレベルが大きく違う。
それだけ塾生はもちろん、受験生たちが努力してレベルを高めているということなんでしょう。

教科書も変わり、受験でもとめられる力が大きく変わりました。
大学受験ももちろん難しくなっているのはニュースでもバンバン出てますので、ご存じの方も多いと思いますが、
高校入試は、ぱっと見はそこまで大きく変わっていないように見えて、
実は細かな部分で難しくなっています。

そのことを理解し、早め早めの対策をスタートができることが、受験をプラスの経験にできる子だと思います。

それにしても今年の3年生、例年以上の伸びを見せてくれました!
本当に頑張り屋が多いな、と思います。
僕の課題を早めの済ませて「もう少しください」がとても多かった。

自分自身が良い点を取ること以上に、生徒たちが良い点を取ってくれるって、嬉しいもんですね!
と改めて気づかされた1年でした。

【E学体験ページ】

[はじめにご試聴下さい]
E学とは?


※各Lessonと文法演習はセットでご受講下さい。

[はじめての英語]
Lesson1 アルファベット 
Lesson2 ローマ字➀ 
Lesson3 ローマ字➁ 
Lesson4 英語の発音ルール(中学生にもオススメ) 
Lesson5 英単語練習(中学生にもオススメ)  



[英検5級クラス]
Lesson1
 ・文法演習1
 ・文法演習2
Lesson13
 ・文法演習17
 ・文法演習18



[英検4級クラス]
Lesson1
 ・文法演習21
Lesson2
 ・文法演習22



[英検3級クラス]
Lesson1
 ・文法演習35
 ・文法演習36
Lesson2
 ・文法演習37
 ・文法演習38


[英検準2級クラス]
Lesson1
Lesson2


[英検2級クラス]
Lesson1
Lesson2













空洞化する卒業証書

昨日に引き続き、日経新聞の一面に教育に関する記事が掲載されていました。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60511240T00C22A5MM8000

記事の要約は…

大手機械メーカーのクボタは、若手社員の学力低下を懸念し、
基礎的な問題をテストしたところ正答率がわずか22%だったことから、
新入社員向けに「学び直し教育」を開始。

事実上、全入状態の大学入試はAO入試、推薦入試などによる実質的な入試の軽量化が進み、
進学実績を伸ばしたい高校側がそれを迎合。
高校レベルの実力に満たない大学生が増え、補修授業が増加。
更にそのツケが企業にまわっているのが先のクボタの例。

教育業界に「七五三」という言葉がある。
高校生の7割、中学生の5割、小学生の3割が学校の学習内容に充分についていけていない、という意味。
自分の中学校には、小学内容が不十分な生徒は「ほとんどいない」と言い切る中学校長は、
全体の2.3%しかいないという。

日本には義務教育では留年がなく、高校・大学でもほぼ留年しない「履修主義」が一般的。
一見、「留年はかわいそう」という生徒に優しい制度だが、
実力に満たない学生を社会に放り出し、学校側も教育成果を問われないから都合が良いという側面もある。

付けるべき力を付けないままの卒業証書は空洞化してしまうのではないか。



という内容でした。

進学実績を伸ばしたい高校側と、生徒を確保したい大学側の利害が一致し、
子どもに学びの機会よりも、卒業証書だけを与えてしまっている現状。
本当に深刻だと私は思います。

あまりに平易な定期テストを作成し、子どもたちに点数を取らせて推薦で有名大学に進学する。
もちろん、それが悪とは思いません。
高校の複雑な学習をすることが人生のすべてではありませんし、
その時間を使って、自分の情熱を注げる別の対象があるのであれば問題ないのですから。
ただ、問題なのは、本来必要な人にまで深い学びが提供されなくなっていること。
そしてそのツケが、本人のみならず大学や企業に課せられていること。

クボタのように、人材を育成する余力がある企業であればまだ良いのですが、
その余裕がない企業も沢山あります。
もしそうでない企業に就職してしまったら…

記事に載っていた「七五三」という表現はとてもドキっとしますね。
ただ、私の肌感覚としてもそのくらいという印象です。
今までも何度もお伝えしてきましたが、
小学校のテストでたとえ100点を取っていようが、実力の証明にはなりません。
そしてその子たちが高校生になってからだと、本当に苦労苦労の連続でしょうし、
先のような流れで問題を先送りにしてしまいがちです。

昨日の記事と通じますが、子どもの教育を根本から変えていかなければ、
日本の未来はないのではないかなと思います。
30年前と同じような教育をしていては日本は衰退するしかないのでは?と思いつつも、
自分が小学生、中学生時代と比較して、今の教育は何が変わったんだろう・・とも考えてしまいます。

「自分たちはこうしてきた、それでも何とかなった」は私は過去のモノだと思っています。
昨日も書きましたが、30年前の貯金のおかげです。

20年後の豊かさのために、また貯金を作り始めなければいけない時期に日本は来てるんじゃないの?
その一番の部分が教育であり、改革や資本投入をしていくべきところなんじゃないの?
と私は考えています。


「低学歴国」ニッポン

「低学歴国」ニッポン

とてもショッキングなタイトルですが、実はこれは今日の日経新聞の一面記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD122W50S2A210C2000000/

ウチは紙でとっているのですが、一面のトップにでかでかと書かれていました。


記事の内容を要約すると、

日本は大学教育が普及し、教育水準が高い国である、というニッポン像は幻想で、
先進国の中では「低学歴国」となりつつある。
人口100万人あたりの博士号取得者が欧米、韓国の半分以下。
その原因としては、博士課程を修了した学生に対する社会的な評価の低さ。
学問よりも社会経験を重視する「反知性主義」や過剰な学歴批判。

国際社会の変容によって、成長に必要な人材の資質が変わったにもかかわらず、
その変化に対応する改革を怠っているうちに世界との差は開いてしまった、

というもの。

確かに企業としては、博士課程まで進んだ人を持て余す、修士課程くらいがちょうど良い、
なんていう話を着たことがあります。
博士課程まで進むと企業に就職できなくなり、大学に残って研究をするという選択肢しか残らない、
とまでは言わないですが、だいぶ絞られてしまうのが実情だと思います。

最近、いつも考えていますが、10年後、20年後の日本って本当にどうなってるんでしょう。
今、日本は豊かな国だと思いますが、それはあくまで30年前の貯金があってのこと。

下のグラフを見ていただけると「30年前の貯金」という意味をご理解頂けると思います。





時価総額(=企業の価値)で見ると、
30年前は世界ランキング50社のうち、32社が日本企業だったのに対し、
現在は世界ランキング50社に入るのはトヨタ自動車(36位)のみです。

ちなみに、今の上位はアップル、マイクロソフト、Amazon、アルファベット(Google)などなど、
子どもでも知っている企業が並びます。

さて、日本の産業が今後発達していくためには、何が必要なんでしょう。
やっぱり私は、これからの教育にしっかりと資本投入をしていくべきだと思います。
そして日本の教育事情を私としてはガラッと変えた方が良いと思っています。

日本の教育は「子どもたちの均質化」が求められていて、
はみ出す子たちを受け入れる余裕がないように思います。
数学に関してはものすごい才能を持っている子とか、
3学年4学年くらい飛び級させても良いくらいの学力の子とか。
(もちろん、かなり厳しい試験をクリアするなどの条件は必要でしょうが)

というか、これだけ技術も時代も変わったのだから、オンラインでも何でも使えば、
受け入れる環境は本来充分整っていると思うのですが、どうも変化はありません。

例えば、数学がものすごい得意ならば、算数や数学の授業だけPCルームとかでオンライン受講して、
上の学年の授業を学んでもらったり、
大学の授業に参加させて一緒に研究させたりしてもいいんじゃないかな、と思うのです。

全員が22歳で大学を卒業し、24歳で院を出て…となると、
どうしても就職・結婚などを考えて、やりたいことと生活を天秤にかけてしまいます。
それを中学生や高校生くらいから大学に混じって研究なりをしていければ、
18歳、19歳のときにはまた新しい分野の研究も可能かもしれません。

そしてそのシステムを国がきちんと整備して、企業が求める研究と連携できれば、
革新的なイノベーションもどんどん生まれてくるのでは?
日本の20年後も明るいのでは?
と最近はよく考えるのですが、皆さんどうでしょうか?



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