成績UPの鉄則

高校の先生の生の声 『国語の力を身につけよう』

先日、尚絅とウルスラの説明会に行ってきました。
その内容については、塾生専用の方に書きますので、
塾生の方は、ぜひそちらをご一読頂ければと存じます。
 
さてさて、その内容で気になることが…
実は両校で似たような話題になりまして…それが『国語』です。

高校の入試問題について、国語の先生が仰っていたのですけど、
全体の講評として「国語の読解力が低い」という話がありました。
 
「尚絅やウルスラの生徒が」じゃないですよ。
「尚絅やウルスラを受験した生徒が」です。
受験した志願者の採点をしていての感想です。
 
例えばですね、小説で、
「くすぐったいような気持ち」とはどのような気持ちかと説明する問題ですが、
それを本当にくすぐられていると読み取ってしまった受験者がいたそうです。
 
また、「にわかに」の意味を問う問題ですけど、
「にわか雨」など、身近なことに興味関心があれば簡単に解ける問題ですけど、
間違えた生徒が多かったとのこと。
 
他にも設問とズレた答えを書いてしまう生徒がたくさんいたそうです。


他にも理科の話で『食物連鎖』の問題なんですが、
 植物はウサギに食べられて、
 ウサギはタカに食べられて…
みたいな問題ありますよね?
それ系の問題が出たらしいんですけど、
  タカはコイに食べられる
って答えた子がいるとのことです。。。


 
 んなわけあるかっ!!ですよね!
タカがコイを食べるじゃないですよ?
コイがタカを食べるですよ?そんなわけないじゃない!!!

まぁ、そう答えた生徒も、決して本気でそう思ったわけではないでしょうけど、
問題文を正しく認識しないまま答えを出してしまったんでしょうね。

問題を正しく認識するっていうのは、これは国語の力だと思います。
 
ただ、国語の力を伸ばすのって、恐らく5教科のうち一番時間がかかるところ。
テクニック(技術)で当てさせられる問題も中にはありますが、
それだけじゃあ、いけません。
やっぱり相手の主張を正しく読み取る、って一朝一夕ではできないものです。
文章を正しく掴む、って結構ムズカシイ。トレーニングが必要です。

「本文に書いてあることから探せばいいんだよ」なんて簡単にまとめることもできますが、
中学生が中学レベルを解くって結構大変です。
大人から見れば平易な文章でも、子どもにとっては結構大変ですからね。
自分自身が中学時代、国語で何点取っていたか、や、
大学受験レベルの国語の問題をどれだけ解けるだろうか、
なんて考えて頂けると、「子どもたちの努力の必要性」が見えてくると思います。
 
でも、最近の宮城県の高校入試の国語と英語って…簡単なんですよね~。
正直、数学に比べて歯ごたえが無いと思います。
 
生徒たちが「国語なんてこんなもん」なんて思ってしまったら、
大学受験の国語どうするんでしょ…
あんまり難しくし過ぎる必要性はないと思いますが、
宮城県の高校入試は、もう少し国語・英語は難化してもいいんじゃないかなぁって思います。
 
にしても、最近の尚絅高校の問題は良問が多いですね!
ちょっと前だと、数学はただただ「難問」って感じでしたけど、
ここのところの問題は本当に「良問」。
受験しない生徒にも是非とも取り組んで欲しいなぁって思います。

ウルスラの数学も難問が多いですが、
ウマいこと悩ませたい気持ちが伝わる問題ばかりです。
入試問題というより、時間制限のないところでじっくりと解かせてみたいですね。
 
良問を作る先生が多いってことは、生徒と向き合っている先生が多い証拠です。
「イジワルな問題」じゃなくて、
数学の面白さ、国語や英語の楽しみ方を知っているからこその良問ですからね。
 
私の好き嫌いで進路指導はしませんし、
一番は子どもに合っている学校に進学してもらえるように、
私立高校についても進路指導しますが、
ウルスラも尚絅も、私の好きな学校の1つです。

ただ、だれにでも受け入れられる学校、というワケでも無いですよ。
100点満点の高校なんて存在しませんからね。
 
高校にすべてを依存すると上手くいきません。
何度も伝えていますし、私の指導の根本にあるところですけど、
やはり「自分で自分を成長させられる」力を身につけさせるのが、
一番リスクが少ないと思います。


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