成績UPの鉄則

ミスは少なく。ただし、ゼロにはできない。

ロザンの宇治原さん。
京大卒の芸人さんで、クイズ番組などでは必ずと言っていいほど出ますよね!

センター試験で失神…立て直し京大へ ロザン宇治原さん

この記事、ぜひ皆さん読んでください。
大事なことがいくつか書いてありますよ!



以下、本文
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しかし、受けた京大の模試はE判定。合格不可能と出ました。
まずは戦い方を知ろうと、京大の過去問を読み始めました。
肌でレベルを感じると、全然解かれへんやんと。
でも頑張って勉強したら、「解けないことはないな」とも思いました。
自信過剰なんですけど。
ただ、勉強を積み重ねないと無理だなと。


 最終的に、試験がある翌年の2月に解けたらいいと割り切りました。

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宇治原さんの話は京都大学の受験問題の話なので、当然レベルは相当高いのですが、
それでも考えるべきことは、誰でも一緒。

入試問題は、確かに難しい問題は多いんですが、
どんなに難しい問題だって、基本は一緒。
ただし、勉強の積み重ねがないと解くことはできません。
建設的ですねぇ。
「自信過剰」なんて謙遜されていますが、
受験というのは「合格者ゼロ」なんてありえません。
自分と同い年の誰かが、確実に合格していくのですから、
自分だって、1つ1つを積み重ねれば絶対に合格できるはず。


そう考えたのではないでしょうか。

ではまた本文に戻りましょう。

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何月までに基礎問題を終わらせて、何月までに応用問題をやって、何月までに過去問をやって、
という大きな目標を立てました。
京大合格者の話を聞くと、だいたい毎日10時間勉強していたので、11時間やれば受かるやろと。
その上で時間割を決めました。
大きいスケジュールから小さいスケジュールにしていきました。
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非常に単純かつ、効果的な理屈ですよね!
ただ、宇治原さんの学習時間の11時間は、普通の11時間ではないと思いますので要注意。

私が5時間、筋力トレーニングするのと、
ダルビッシュ選手が5時間トレーニングするのでは、
絶対に質もハードさも違いますよね!
ダルビッシュ選手がやっているメニューを教えてもらったところで真似できません。
というか、私だったらそもそも5時間もトレーニングもちません(笑)


よく「成績の良い子の真似をすると良い」って言いますが、
それはある程度段階を踏んでのお話。
「宇治原さんは11時間やったってよ!
 あんたも11時間やんなさい!」
と言ったところで、11時間集中できる土台ができていなければなーんにもなりません。
土台を作ることができてから、成績の良い子の真似をして欲しいと思います。

「じゃあ、その土台ってどうやって作るのさ!」
良い質問ですね!
近々お答えしたいと思いますが、まずは考えること、トライしてみることですよ!

じゃあ、また続きを。
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 模試がE判定だったので、予備校は、行ってもついていけない、
逆に変な勉強をしてしまうのが怖いなと思ったんです。
それよりは、基礎を重ねた方がいいなと独学中心で勉強していました
センター対策は、確実に解ける問題を増やした方がいい。
特に、直前期。センター試験は基本問題がどれだけ身についたかを問うています。
「ここは大丈夫や」っていう問題でも、何回もやったほうがいい。
完璧に身についていないと、問題をちょっと変えられると、
分からなくなるということが起こってしまうから。

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私が口を酸っぱくして言ってることが3つ。
①高校は自分で勉強できなきゃ絶対に国公立大学受験は無理。
②応用よりも絶対に圧倒的にどう考えたって基礎が大事。
③繰り返しが絶対に大事。新しい問題よりも今までの復習をした方が絶対に伸びる。

ほぉら!宇治原さんも言っているじゃないか!
だから高校生になって塾に頼りっきりじゃダメなんですってば!
って言いたいですが、ここで書いてあるのは、あくまで「宇治原さんの場合は」ですけどね。

とはいえ、やはり私の友人・知人・卒塾生たちの学習を思い返しても、
結局同じ結論だったと思っています。

さて、また本文に戻りましょう。
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けれど、数学のテストを受けていると、最後の大問で答えが出てこなくなってしまった。
大問の問題はつながっているので、最初に計算を間違えてしまうと、全部間違ってしまうんです。
だから答えられない。緊張していたのか、何回やっても計算が合わない。
いよいよ時間がなくなってくると、指先の感覚がなくなり、だんだん視界が真っ白に。
そのまま、机に突っ伏して、保健室に運ばれました。
数学は、30点分まるまる白紙。
一緒に受けていた相方は「大丈夫やで」と保健室にきて励ましてくれました。
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何とセンター試験の試験中に倒れてしまったわけです。
そして30点分が丸々白紙になってしまった。

それでも宇治原さんは京都大学に現役で合格しています。
その理由は本文にも書いてありますが、2つあります。
①720点が合格ラインのところを、750点取れるように勉強していた。
②30点分白紙でも、他が大丈夫であれば受かると、相方が気づかせてくれた。

この2点は非常に大きい!
今回のタイトルにもありますが、ミスというものはどうしても出てしまうのです。
10問中3問も4問もミスをしていたら、それはただ単に練習不足ですが、
どんなに努力をしていてもそこは人間。
30問に1問程度はミスは出てしまう。

ミスというのは、少ないに越したことはありませんがゼロにはできない。
そう割り切ることができれば、ちょっと点数を落としていたとしても、
冷静に他の問題を解くことができるのです。

「ミスは少なく。でもゼロにはできない。」

このことは是非とも受験生の皆さんは覚えていて欲しいですねぇ。

そして最後にこんなことも言っています。
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よく受験生のみなさんに、この時期、一番大事なことはなんですかと聞かれます。
僕が思う一番大事なことは健康です。
これは体の健康と心の健康と二つあって。まずは体の健康。
この時期一番大事なのは、うがいと手洗い。絶対に体調を崩さないということ。
(中略)
 次に心の健康です。
自分を追い詰めすぎないということが大事なので。
勉強を頑張っているその合間、吉本の劇場に見に来たり、
テレビとかラジオで楽しんだりしながら、受験勉強を頑張っていただきたい。
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そうなんです。
見過ごされがちな心の健康。
ついつい周りからのプレッシャー、自分自身にかけるプレッシャーで、
全員ではありませんが、何人かに1人の割合でプレッシャーを感じやすい子もいます。
成績が良い・悪いに関係なく。

よく「メリハリが大事」なんてことを言いますが、その通りですよね。
頑張るところはトコトン頑張る、
でも時には息抜きも必要です。

とはいえ、あくまで宇治原さんレベルで頑張っている子の話なので、
「息抜きも必要だから!」なんて言葉を盾にしてサボることの無いように(笑)

今まで記事を追ってきましたが、私が一番皆さんに感じて欲しいことは、
実は最初に書いてありました。

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相方(菅広文さん)は高校の同級生なんです。
高校3年生の春に仕事や大学も含めて将来のことを2人で話していました。
会社員や銀行員、弁護士などの選択肢の中に芸人があった。
相方と2人でしゃべるのが楽しくて、こうやってしゃべるのが仕事になったらいいなと。
仕事が楽しかったら、人生は楽しいはず。
それで一番やりたいのが漫才になりました。
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人生のウチ、学生時代なんて小学校・中学校・高校・大学、長くて大学院まで行って20年もありません。
働くのはおそらく、その倍の40年くらいだと思います。
そんな時に学歴や世間体、給料だけで人生を考えるのではなく、
やっぱり自分のやりたいことを考えてみて欲しいなぁって思います。

やりたいことをあきらめるのではなく、
どうやったら実現できるか、どういう計画を立てれば目標に達するか、
そういうトレーニングが今の皆さんの勉強の目的の1つだと思います。


それにしても、芸人さんの勉強話って面白いですよねぇ。
芸人さんの中には高学歴の方がたくさんいますから、
こういうのをシリーズ化したら面白いですねぇ。

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